2/14。バレンタインですね。
男性諸君、チョコレートはもらえましたか?
バレンタイン当日である本日、会社にて女性社員からチョコレートが配られました。
他の職場でも、当たり前のようにあったこの文化ですが……
要るの?
そもそもバレンタインデーってなんだったのか
そもそもバレンタインデーとは、「カップルの愛の誓いの日」だそうです。
バレンタインデー(英: Valentine’s Day)、または、聖バレンタインデー(セイントバレンタインデー、英: St Valentine’s Day[† 1][† 2][1])は、2月14日に祝われ、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされる。もともと、269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日だと、主に西方教会の広がる地域において伝えられていた。
引用:バレンタインデー - Wikipedia
「カップルの」なんですね。改めて調べてみて初めて知った……
日本的バレンタインデー
日本でのバレンタインデーは、独自進化を遂げていっていますよね。
世界的には「カップルの愛の誓い」というのがテーマの日ですが、日本では「好きな人への告白」というのが主です。
そこから進化(?)していって、「本命チョコ」以外にも「義理チョコ」、「友チョコ」あたりが有名ですね。
会社内における日本のバレンタインデー
ぼくが今まで仕事をしたことのある会社では、
- バレンタインデーになると、女性社員(代表者)が男性社員にチョコを配る
- ホワイトデー前に、少額の集金があって、そのお金で代表者がお返しを購入→女性社員に返す
という流れがありました。
ホワイトデーのお返しについては、食べ物とは限りません。
以前「バスグッズ」とかあげているのを見て、「また難しいものにしたな……」と内心思っていました。
会社内でのチョコはいらないんじゃないか?
ぼくはそもそも、会社内でのバレンタインチョコっていらないんじゃない?ってずっと思ってます。
甘いものは好きなので、おやつを頂けるという点では凄くうれしいんですが……
なんか渡すのもお返しするのも、強制イベントみたいで、なんかなぁ……と毎年思っています。
Wikipediaを読んでいると、バレンタインデーの「意識調査」には、次のように書かれていました。
また、労働法の専門家によると、職場内におけるバレンタインデー・ホワイトデー・おごりの強要は『環境型セクシャルハラスメント』の温床とされており、危険性を指摘する声もある。性別を理由に一定の義務を課し、本人の意に反する行為を強要するわけであるから、環境型セクシャルハラスメントにあたる。しかも、女性のみならず「男性が被害者」になるセクシャルハラスメントである 引用:バレンタインデー - Wikipedia
この辺までいくと、いきすぎな考え方のような気もするが……
しかしチョコを「配らなければならない」し「貰わなければならない」。
そしてお返しを「返さなければならない」し「貰わなければならない」。
極端に言えば、このような負の連鎖が生まれていますよね。
そもそも本来の機能がゼロ
ここでよくよく元々の意味合いを考えると、「好意を寄せる男性へのプレゼント」という日本式のバレンタインデーの機能すら失っています。
改めて考えてほしい。
友人や家族間ならともかく、会社でまでなんでもない人に「とりあえずチョコあげる」文化……
要らなくないですか?
あとがき
昨今(というか結構昔から)のバレンタインデーという文化に対する苦言でした。
まぁお菓子メーカーの方々が困っちゃうんでしょうけど。
お返しで謎の気苦労かけさせられる一般人も困りますよと。
恋人や友人、家族なら全然いいんですけどね。