どうもlisです。
今回はExcelの関数(数式)について書いていきます。
これなくしてはExcelは語れないレベルの重要にして、効率爆上げ機能です。
名前は知っていても何なのかわかっていなかったり、面倒でベタ書きで表を作ったりとかしていたら超絶に勿体ないです。
是非触れてください…!!
関数とは何なのか?
関数とは、セルに一定の構文を書くことにより、その構文に沿った処理を自動で行ってもらい、その結果を表示する機能です。
もっとざっくり言うと、決められた書き方をすると、勝手に計算結果を出してくれる機能のことです。
簡単な例
じゃあ具体的になんなの?という所ですよね。
それでは簡単な関数を使った具体例を、2つご紹介します。
なんとなく「こんなことできるのか」だけでも感じてください。
あと、よろしければ実際に、Excelに打ち込んで、肌で体感してみてください!
【SUM】選択範囲を足し算する
何かのデータが入った表を作ったとして、その表の合計値を知りたいとしますよね。
そんな時、ちょちょっと入力するだけで、計算結果が出たら楽ちんだと思いませんか?
まずはこのような、1~10の値を羅列した表を作成してみてください。
次に作成した表の下に、このように入力してみてください。
セルを調節編集しても、ウィンドウ上部の数式バーで編集してもどちらでも構いません。
=SUM(B3:B12)
入力し、Enterキーを押すと、入力したセルが、このように「55」となります。
表の中の数字を全て足した値と一致していますよね。
この「SUM()」というのが、指定したセルの合計値を算出する「SUM関数」です。
コレをもし、SUM関数を使わずに計算した場合…このどちらか、もしくは手計算した結果を直に入力する…という方法を取りますよね。
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=B3+B4+B5+B6+B7+B8+B9+B10+B11+B12
=1+2+3+4+5+6+7+8+9+10
どうでしょうか?この関数を1つ覚えて置くだけで、作業手順が極端に減ると思いませんか?
【COUNTA】データの入っているセルの数を数える
何かのデータが入った表があるとします。
この表はデータが入っているところと、入っていないところが混ざっているとします。
この時、データの入っているセルの数が知りたいとしたら…
1個1個数えていくの面倒くさいですよね?
まずはこのような、データのあるなしが入り交ざった表を作成してみてください。
次に作成した表の下に、このように入力してみてください。
セルを調節編集しても、ウィンドウ上部の数式バーで編集してもどちらでも構いません。
=COUNTA(B3:B12)
入力し、Enterキーを押すと、入力したセルが、このように「5」となります。
表の中のデータが入ったセルの数と一致していますよね。
この「COUNTA()」というのが、指定した範囲内の値が入っているセルの数をカウントする「COUNTA関数」です。
もし10000行等、膨大な数のセルをチェックして数えなくてはならないと考えたら…頭が痛くなりますね(笑)
あとがき
いかがだったでしょうか?
難しく感じたかどうかは、結構個人差があるかと思いますが、なんとなく「これをものにしたら色々なことが楽にできるのでは?」と思いませんか?
実際僕は大量のデータを、関数でゴリゴリ編集して表を作ったりしてます(笑)
今回は、分かりやすい関数を2つ例として挙げました、Excelはまだまだたくさん関数を持っています。
僕もまだまだごく一部しか知りませんが、自分が「これは使える!」と思うものをいくつか押さえておくだけで、作業効率が格段と上がります。
そして、また「ここで時間かかる」とか「ここをもっと楽にしたい」とかを、試行錯誤したり、実現の為に使える関数がないか調べたりします。
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