Excelの「セルの書式設定」にある「配置」。
この中の「横位置」という項目の設定で、どのように表示がされるか、一通り試してみました。
どこで設定するの?
右クリックメニューから「セルの書式設定→配置タブ」を開いてください。
ちなみに「Ctrl+1」でも、セルの書式設定ウィンドウが表示されますよ!
今回対象となるのは、このウィンドウの「文字の配置」という括りにある「横位置」という箇所です。
標準
これがデフォルト設定です。
左寄せとなる以外、その他の効果を持ちません。
セルをはみ出す文字が入力されている場合、隣のセルが空白ならそのままはみ出します。
左詰め(インデント)
初期設定時の表示は、標準と同様です。
ただしここからインデント設定ができる。
コレを設定するとこのように、インデント(左に余白が設定された状態)になります。
中央揃え
中央揃えです。
真ん中に揃います。
右詰め(インデント)
標準と逆の右揃えた状態です。
左詰めと同様、インデント設定も可能となっています。
繰り返し
これは少し特殊ですね。
セルの枠内に収まる限り、入力文字列を繰り返す。
……これ、どう使ったら有益に使えるんだろう……
両端揃え
「折り返して全体を表示する」を設定した状態と同じ状態になるようです。
セルの枠に収まらない文字を入力すると、このように右端で折り返して、文字列全体が見えるように変形してくれます。
選択範囲内で中央
この設定は便利です!が、コレを設定したセルは、ちょっと特殊な動きをします。
横並びのセルで設定していると、値の入っているセルから、次の値が入っている所、またはこの設定がされている右端のセルまで、結合して中央揃えした状態と同じ見た目になります。
この書式の面白い所は、実際にデータが入っている箇所は、この赤枠の箇所になります。
「値の入っているセルから、次の値が入っている所」と前述しましたね。
では例えば「7-3」のデータを消してみます。
すると……
このように、この書式が設定されている、空のセルを全て使って中央揃えします。
この書式の利点は、「結合をしなくても範囲で中央揃えができること」です。
結合をすると、セルの挿入削除など、どこかしらの操作で面倒が発生したりします。
そうしなければならない理由があるならまだしも、ないのであれば、コレを使うと編集が楽になる可能性があります。
ぼくは最近もっぱら結合せずにコレを使っています。
均等割り付け(インデント)
試したんですが……中央揃えとの違いが不明でした……
インデント設定ができ、枠を超えるインデントのですが……
試してみても、何を基準にこの表示になっているのか正直わかりませんでした……
あとがき
いかがでしたでしょうか?
正直ぼくも「左/右/中央/選択範囲内で中央」くらいです。
「これ使ったことないな」
というのがある方、是非試しに使ってみてください!