チョコレートはお好きですか?
もし普段からチョコレートを食べているなら高カカオを選んでみませんか?
ただのおやつが、健康の手助けに変わるかもしれませんよ!
高カカオの健康効果
高カカオのチョコレートは、たくさんの健康効果があります!
美肌効果
カカオポリフェノールには抗酸化作用があります。
体内の活性酸素を除去し、シミやしわなど肌の老化を抑制します。
また紫外線による肌のダメージを修復する働きもあります。
動脈硬化の予防
動脈硬化の原因は活性酸素によるコレステロールの酸化です。
カカオチョコレートの抗酸化力がこの酸化を抑制します。
血圧の低下
血圧の上昇は血管が細くなってしまうことが原因です。
カカオポリフェノールは血管を広げて血圧を下げる効果があります。
血圧が高い人ほど低下量が大きいと明治(meiji)の研究で明らかになりました。
労回復効果
テオブロミンはカカオ豆に含まれている苦味成分のもとです。
苦味成分が血行を良くし、自律神経を調節して疲労回復を促します。
ストレスの予防・緩和
カカオポリフェノールが血中のストレスホルモン分泌を抑えます。
日常的にチョコレートを食べることで抗ストレス効果が期待できます。
便秘の改善
カカオに含まれる食物繊維は不溶性でリグニンと呼ばれます。
食物繊維は腸内に溜まった老廃物を排出して腸内環境を整えてくれます。
他にもコレステロール値を下げ、肥満や生活習慣病の予防にも期待できます。
アレルギーの改善
カカオポリフェノールが活性酸素を生み出す因子の働きを抑制します。
引用:高カカオチョコレートの効果と効能!1日の摂取目安量は?
どれくらい含まれているのか?
では、チョコにどれくらいカカオポリフェノールが含まれているか?
「チョコレ~ト~は~ め・い・じ♪」でおなじみ、meijiのチョコレート。
公式サイトいわく、こちらの製品には、これだけのポリフェノールが含まれているそうです。
商品名 | 1枚あたりの重量 | カカオ分 | カカオポリフェノール量 |
---|---|---|---|
ミルクチョコレート | 50g | 35~40% | 410mg |
ブラックチョコレート | 50g | 35~40% | 700mg |
チョコレート効果72% | 5g | 72% | 127mg |
チョコレート効果86% | 5g | 86% | 136mg |
チョコレート効果95% | 5g | 95% | 142mg |
引用:チョコレートに含まれるカカオ分とカカオポリフェノールの量 | 明治 | Q&A お客様の質問にお答えします
ということは、1gあたりこれだけカカオポリフェノールが入っていることになります。
商品名 | 1gあたり |
---|---|
ミルクチョコレート | 8.2mg |
ブラックチョコレート | 14mg |
チョコレート効果72% | 25.4mg |
チョコレート効果86% | 27.2mg |
チョコレート効果95% | 28.4mg |
他のチョコレートの情報も欲しかったのですが、ロッテと森永を見たところ、代表製品についてすらこれらの情報が見つかりませんでした……
開示している明治すばらしい。
どこかに載せてたらすみません。
ここで気になるポイントは、ミルクチョコレートとブラックチョコレートのカカオポリフェノール量です。
なぜ同じカカオ分でカカオポリフェノール量が違うのか?
ミルクチョコレートとブラックチョコレート。
同じ重量で、同じカカオ分なのに対し、カカオポリフェノール量が290㎎も差があります。
カカオ分とは……
チョコレートのパッケージに、よくある「カカオ分」という表記。これは、そのチョコレートのうちにカカオ豆由来の成分(カカオマスとカカオバター)がどれだけ入っているかということです。
引用:チョコレートのきほん |お菓子作り・パン作りの材料と道具の専門店|cuocaクオカ
つまり、あくまでカカオ由来成分が多ければ、カカオ分は上がっていきます。
しかし極端な話、下の2つは同じ「カカオ分60%」となります。
- カカオマスが10%、カカオバターが50%
- カカオマスが50%、カカオバターが10%
カカオ分だけを指標に見てしまうと、カカオバターが多いだけの製品かもしれないということですね。
ちなみにカカオバターは、主に脂肪だそうです。
カカオ分が多いだけじゃダメ
とういことで、カカオ分だけを見ていても、カカオポリフェノール量が比較的少ないものかもしれない。ということですね。
なのでカカオマスの多い製品をチョイスしましょう!
パッケージから選ぶ場合、カカオ分が高く、原材料にカカオマスが先にくるものを選びましょう!
原材料は、量の多い順なので、少なくともカカオマスが多いものになります。
また、チョコレート自体の茶色が、濃いものを選びましょう!
カカオマス特有の褐色や風味、ポリフェノール、テオブロミン、カフェインなどカカオの主たる薬効成分は非脂肪カカオ分に含有される。
引用:チョコレート - Wikipedia
まぁ1番の安全策は、「カカオポリフェノール 〇〇mg」と書かれている商品を買ってしまうことですがね。それを言ったら元も子もないですね(笑)
どれくらい食べるといいのか?
カカオポリフェノールの健康効果を得たい場合、1日に200~500mgを摂取するとよいそうです。
ある程度の健康効果を期待してカカオポリフェノールを摂取するなら、1日に200~500mgを、毎日数回に分けて摂取することが理想的だといわれています。
引用:カカオポリフェノールの目安摂取量は | ヘルスケア大学
200㎎を摂取しようとした場合、先ほど挙げたチョコレートだと大体このくらい食べればよいことになります。
初めに出した、明治のチョコレートで見てみましょう。
商品名 | グラム数 | たべる量 |
---|---|---|
ミルクチョコレート | 25g | 半分 |
ブラックチョコレート | 15g | 1/3 |
チョコレート効果72% | 8g | 2枚 |
チョコレート効果86% | 8g | 2枚 |
チョコレート効果95% | 8g | 2枚 |
わりと手軽に食べれそうな量ですよね。
「数回に分けて摂取することが理想的」というところを考えると、ブラックチョコレートなんて食べやすいかもしれませんね。
ちなみにチョコレート効果を食べるなら、72%がオススメです。
ブラックチョコレートとかよりは苦めですが、ほどよく甘みもあり、カカオポリフェノール量も高いですし!
86%、95%までいっちゃうと、カカオポリフェノール量は多いのは魅力的ですが、結構な苦さなんですよね。
こちらの方が好き!とか好んで食べられるレベル。という方は、良いかと思います!
注意点
「カカオポリフェノールが健康にいい!」というのは確かですが、あくまでチョコレートです。
なのでカロリーや糖分などの兼ね合いもありますので、用法用量をお守りくださいませ(なんか薬みたいな言い方ですが)。
なんでもそうですが、健康にいいからって食べ過ぎはよくないですので。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
みなさんもお気に入りのチョコレートを見つけて、おいしく健康に近づきましょう!