Windows Subsystem for Linux(WSL)とWindows間での、ファイルアクセス方法です。
Linux(WSL)側からの操作で、ファイルコピーなどが行なえます。
WSL上のWindowsのパス
Windows上での
C:\
は、Linux側では
/mnt/c
となります。
なので
C:\work\
というフォルダにアクセスしたい場合
/mnt/c/work
とすることでアクセスする事ができます。
コピーの方法
例として、双方でコピーしてみましょう!
対象は
- Linux:「./directory」ディレクトリ
- Windows:「C:\work」フォルダ
コピーコマンド
コピーのコマンドは「cp」です。
$ cp [オプション] コピー元 コピー先
と指定します。
普通のファイルコピーのときは、オプションは特段必要ないです。
しかしディレクトリ/フォルダコピーの場合は、「-r」オプションをつける必要があります。
$ cp -r src dst
Linux→Windows
カレントディレクトリにある「directory」というディレクトリを
「C:\work」の下にコピーしたい!
というときは、このようにします。
$ cp -r ./directory /mnt/c/work
Windows→Linux
「C:\work」というフォルダを
カレントディレクトリにある「directory」というディレクトリにコピーしたい!
というときは、このようにします。
$ cp -r /mnt/c/work ./directory
参考
こちらを参考にしました。ありがとうございました!
あとがき
これでLinuxコンソールから、Windowsのファイルも取り扱えるようになります。
必要なファイルをLinuxに入れたい!
という場合は、今回の例の様にコピーすればOKです。
Windowsのエクスプローラから無理くりやる方法も一応あります。
がコチラの方が正しいやり方だと思います。