こんにちわlisです!
今回は手持ちのノートPCを使って、外付けSSDにXubuntu(Ubuntu系Linux)をインストールしてみました!
手順やメリット/デメリットなど、書いていきます!
- おおまかな流れ
- Xubuntuとは?
- Xubuntuを外付けSSDに入れたメリット
- Xubuntuを外付けSSDに入れたデメリット
- 用意するもの(ハード)
- XubuntuのISOをダウンロード
- rufusでインストール用USBメモリ作成
- BIOSからデバイスの起動順を変更
- USBメモリからインストール
- 起動すると黒画面(GRUB)が出る
- 参考
- あとがき
おおまかな流れ
- XubuntuのISOをダウンロード
- Rufusで起動用USBメモリを作成
- USBメモリからXubuntuをインストール
Xubuntuとは?
Xubuntuとは、超簡単に言うと「軽量なUbuntu」です。
XubuntuはUbuntuをベースに、ウィンドウプラットフォームをGNOMEからXFce4へ変更したもの。XFce4はGNOMEと類似した機能を提供しつつ軽量であるべく開発されているプラットフォーム。GNOMEやKDEの重さを嫌うものの、モダンな機能が必要といった場合に採用されることが多い。Ubuntuのリリースとほぼ同じタイミングで提供されており、Ubuntu代替えのもっとも有力なディストリビューションになっている。デフォルトアプリケーションも軽量アプリが採用されており、ディスクの消費にも優しい。
引用: https://news.mynavi.jp/article/20101022-xubuntu-instead-of-ubuntu/
Ubuntu使いたいけど、ちょっと重めだしどうしようかなー……
と思っていたときに見つけたので、今回は試しにコレを使ってみようと思いました。
XubuntuとUbuntuの違いは大きなところで言えば
- そもそもデスクトップ環境が異なる
- メモリやディスク使用量がXubuntuの方が小さい
などです。
Xubuntuを外付けSSDに入れたメリット
実際にインストールして少し使ってみて感じたのは
- 動作が軽量でサクサク
- UbuntuのようにほぼWindowsのようなGUI
- 外付けにインストールしたので、PCのストレージ関係なし!
- Dockerあっさり使えた
今回の主目的は
- Linux環境ほしい
- Dockerを構築で躓かずに使えるようにしたい
という気持ちが大きかったので、Dockerあっさりはかなり嬉しかったです。
「うっしゃ」とか独り言してしまいました。
そのままノートPCで使ってもいいし、メインPCでWindows使いながら、SSHでDockerとかとか!?!?と夢想しています。
Xubuntuを外付けSSDに入れたデメリット
逆に使ってみて感じたデメリットです。
- GRUB(ブートローダ)がインストールされてビビった
- GRUBのせいでシャットダウン→起動した場合、SSD挿してないとWindows起動できない
- 回避方法をまだ調べていない……
- 外出時や持ち運び時、外付けSSDがブラブラしてうざい
GRUBは考えてもいなかったので、地味に困りました……
GRUBが使われているってことは、GRUBのない別PCに挿してXubuntuが起動できるのかは定かではありません……
用意するもの(ハード)
用意するものはこちら。
- メインマシン(今回はWindows 10)
- USBメモリ(インストールディスク作成用)
- 外付けSSD(今回コレにXubuntuをインストールする)
Xubuntuをインストールするには、
インストールディスクを作成→起動時に読み込ませる
必要があります。
Windowsとかと一緒ですね。
なのでインストール対象のSSDとは別に必要になります。
USBメモリでなくCDとかでもOKだとは思いますが、面倒なのでUSBメモリ使ったほうが楽な気がします。
XubuntuのISOをダウンロード
XubuntuのTorrentで配布がされています。
Torrent downloadsと書かれた下にある「64-bit systemsボタン」からダウンロードしましょう。
Torrentとは?
Torrentは高速に大容量のファイルをダウンロードするための仕組みです。
Torrentファイルという軽量なファイルをダウンロードし、それを元に目的となるファイルを高速にダウンロードする……といった流れになります。
Torrentを既に知っている方は、「違法ファイルのやりとり」なイメージがあるかもしれませんが、そうではありません。
この仕組を違法なファイルのダウンロードに「利用されてしまっていた」ため、違法のイメージがついていただけです。
この仕組自体は合法なものです。
そもそもそうでなければ、この技術を採用しないと思いますしね(笑)
クライアント経由でISOをダウンロード
クライアントをインストールして、ダウンロードする場合はこちらなどを参考に選ぶと良いと思います。
qBittorrentというクライアントがオススメされていました。
「さっさとダウンロードしたいんだが」
という場合は、Torrentのクライアントを入れたほうが幸せになれかもしれません。
クライアントを使わずにISOをダウンロード
本来であればTorrentはクライアントアプリを経由しないと、ファイルのダウンロードはできません。
しかし今回は「時間がかかってもいいので、クライアントインストールしたくないなー」と思い調べてみると……
seedrというでWeb経由でTorrentを扱えるサイトがありました!
ユーザ登録を済ませたら、右上にある「+ボタン」からTorrentファイルをアップロードします。
するとseedr内で、Torrentを元にダウンロードしてくれます。
ダウンロードが完了すると、seedrのクラウドストレージ内に、フォルダとファイルが作られます。
たどってISOファイルのところまでいきましょう。
そして「ダウンロードボタン」から自分のPCにダウンロードすればOKです。
ただし1.5GBくらいあるので、時間は結構かかります。
rufusでインストール用USBメモリ作成
ISOがゲットできたら、インストールメディアを作成します。
今回rufus(ルーファス)というアプリで、USBメモリをインストールメディア化しました。
ダウンロードメニューから最新版をダウンロードし、適当な場所に展開します。
exeを起動して、まっさらのUSBメモリをPCに挿します。
この2つを選択します。
- デバイス→挿したUSBメモリ
- ブートの種類 右の選択→ダウンロードしたISOファイル
選択したら「スタートボタン」を押します。
完了するまで、スクワットでもしていましょう。
BIOSからデバイスの起動順を変更
完了したらXubuntu自体をインストールします。
どのマシンでもいいので、電源OFFの状態から作業開始です。
まずはこの2つを挿します。
- インストールメディアであるUSBメモリ
- インストールしたい外付けSSD
次にBIOS設定画面を開きます。
BIOSによりますがこのような手順でいけます!
- 電源ボタンを押す
- 何も表示されていないうちに、特定のキーを押しっぱにする
- これはBIOSによって異なります
- 大概F2, F8, F10, Deleteあたりな気がします
- ぼくはわからずF2, F8, Deleteを連打しました(笑)
- BIOS設定にはいる
- はいらなかったら電源OFFしてやりなおし
- 別のキーで試すなり、自分のBIOSをググるなりしましょう……
- デバイスの起動順のトップをUSBメモリに変更
- 変更を保存して終了
USBメモリからインストール
BIOS設定から「保存して終了」をすると、PCが再起動されます。
ここで正しく設定していれば、インストールメディアが最初に読み込まれ、Xubuntuのインストーラが出てきます!
よくあるOSのインストールと似たようなものなので、順々にインストールを進めていきましょう!
起動すると黒画面(GRUB)が出る
Xubuntuをインストール後、PCを起動すると黒い画面が出ます。
GRUBというOSを起動させるためのものがPCに入っていました。
「黒画面怖っ」
と思わず見てもらうと、OS名ガ表示されています。
起動させたいものに矢印キーで移動して、Enterで起動させましょう。
XubuntuはUbuntuって表示されてました。
参考
コチラを参考にしました。ありがとうございました!
https://wa3.i-3-i.info/word15559.htmlwa3.i-3-i.info
あとがき
Xubuntuを外付けSSDにインストールでした!
なんかめっちゃ長くなりました……
まだまだ使い込んでいない状態ではありますが、Xubuntuイイカンジなのでよかったーと思っています。
「ほぼUbuntu」と聞きながらも、亜種ではあるので「ちゃんと使えるのかな……」とか地味に心配していました(笑)
みなさんも持て余しているものや、空いたストレージを使ってXubuntuインストールしてみてはいかがでしょうか?
メインのストレージあまってたら
- パーティション区切ってデュアルブート
- バーチャルマシンでWindows上で動作
とかでもいいかもですね!