システム環境変数を変更したいときについてです。
恐らくUAC*1の設定のせいだと思います。
「管理者権限付のユーザなのに、システム環境変数が変更しようとしたら、ボタンがグレーアウトされていた……」
そんなシステム環境変数を変更する方法についてです。
普通に環境変数を開くと変更できない
普通に環境変数を開いてみます。
こんな感じで、ボタンがグレーアウトされていて、いじることができません。
「管理者」で開こう
変更するための答えは、「管理者で開くこと」です。
手順はたった2つです。
手順1: Power Shellを開こう!
スタートボタン(Windowsボタン)を右クリックするか、「Windows+X」を押します。
こんなメニューが出てくるので、「Windows Power Shell (管理者)」を選択します。
ちなみにこのメニューは、Power Shellを開いたり、システム関連のものを開いたりするのに便利なので、覚えておくと役立つときがあります。
手順2: Power Shellでコマンドを実行しよう!
Power Shellが立ち上がったら、すかさずこのコマンドを実行します。
Start C:\Windows\system32\rundll32.exe sysdm.cpl, EditEnvironmentVariables
すると「環境変数」のウィンドウが開きます。
下の方を見てみると……
システム環境変数のボタンが押せるようになっていますね!
これで編集可能です!
参考
コチラを参考にしました。ありがとうございました!
あとがき
ということで、管理者権限でもシステム環境変数がいじれない時の対処についてでした。
普段一般ユーザとして動かすのは、安全のために必要です。
しかしこういう、ちょっとしたシステムのなんかを編集したい!って時に障壁になったりします。
困ったらこのような対処をすれば、大概なんとかなるんじゃないかと思いますー。
*1:ユーザアカウント制御。通常時、安全のために一般ユーザで動作させるための仕組みみたいなやつ。ソフトをインストールとか実行するたびに、暗転して「実行する?」って聞いてくるやつはまさにコレの力。