こんにちわlisです!
UbuntuからNASにアクセスしたい!と思ったのに、めっちゃ躓いたので、NASのマウントについてです!
NASのマウント時の注意点
実際にやってみて躓いた注意点は
- 利用ユーザが書き込みする場合に注意!
- NASが何を使っているかわからない場合「vers」に注意!
です。それでは見ていきましょう!
NASをマウントする
マウントしたい場所に事前にディレクトリを作成します。
今回は「~/nas」にマウントすることとします。
利用するユーザが書き込みをしない場合は
sudo mount -t cifs //<IP-Address>/<Target-Path>/ -o domain=<Domain-Name>,username=<User-Name>,password=<Password>,nosuid,noexec,nodev,rw,vers=2.0 ~/nas
利用するユーザが書き込みをする場合は
sudo mount -t cifs //<IP-Address>/<Target-Path>/ -o domain=<Domain-Name>,username=<User-Name>,password=<Password>,nosuid,uid=<User-Name>,gid=<Group-Name>,noexec,nodev,rw,vers=2.0 ~/nas
uidとgidをつけない場合、ユーザ:グループが「root:root」としてマウントされるため、ユーザ権限ではrwをつけているのに書き込みができません。
例えばNASに作ったGitリポジトリを利用したいとき、git pushによる書き込みができませんでした。
NASによってversオプションをいじる必要があるかも
versオプションは、SMBのプロトコルバージョンの指定です。
デフォルトは「3.0」なので指定しないと3.0でアクセスしよとします。
しかし、ぼくがアクセスしようとしたNASは、どうやら「2.0」でないとNGだったらしく、かなり躓きました。
ここで指定できる値は
- 1.0
- 2.0
- 3.0
- 3.1.1
らしいので、ぼくのようにNASが何を使っているのかわからない環境の場合は、総当たりしてみるとよいかもしれません。
総当りする前に、その他で指定するものが間違っていないかや、設定を最低限にしてみるなどした方が良いかもしれません。
NASをアンマウントする
アンマウントは単純に、マウントしたパスを指定して
sudo umount ~/nas
のようにするだけです。
マウントしたNASへのアクセス
普通のディレクトリへのアクセスと変わりません。
~/nasにマウントした場合
$ cat ~/nas/xxx.txt
などのように、普通にアクセスできます。
参考
コチラを参考にしました。ありがとうございました!
あとがき
UbuntuでNASのマウントと注意点でした!
ネットを調べながら、うまくマウントできなくて、長らく格闘してしまいました……
会社のNASだったので、NASに何を使っているかも分からなかったので調べようもなく、そもそもSMBのバージョンが影響しているなんて思いもしませんでした……
UbuntuからNASにアクセスしたい!というとき、参考にしてみてください!