こんにちは、lisです!
仕事用にと思いLubuntu環境構築をしています。
今回はターミナルアプリをAlacrittyに変更してみました。
インストール
alacrittyはRustで作成されているもので、cargoからインストールすることができます。
$ sudo apt update $ sudo apt install -y curl cmake pkg-config libfreetype6-dev libfontconfig1-dev libxcb-xfixes0-dev python3 cargo $ curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh -s -- -y $ cargo install alacritty
起動
インストール後、一旦シェルを再起動してあげればそのまま叩いて起動できます。
$ exec $SHELL -l $ alacritty
設定ファイルの作成
設定ファイルを作成します。 ひとまずフォントサイズを試しに設定してから再度alacrittyを起動してみて、適用されるかを確認する。
$ mkdir -p $HOME/.config/alacritty $ touch $HOME/.config/alacritty/alacritty.yml --- exsample: $ cat $HOME/.config/alacritty/alacritty.yml font: size: 14
設定をしてみる
font: size: 14 normal: family: 'Cica' style: Regular bold: family: 'Cica' style: Bold offset: y: 2 scrolling: history: 10000 shell: program: /usr/bin/zsh args: - -l - -c - "/usr/bin/tmux a -t -1 || /usr/bin/tmux -u"
- shell.program: 起動するシェルを設定できる
- zshの場合、初期設定(~/.zshrcが存在する状態)しないと起動不良を起こす
- shell.args: これを設定すると、指定のコマンドを起動時に実行してくれる
- 今書かれているのは、tmux起動しつつセッションがある場合、セッションへ接続してくれる
ランチャーへ登録
sudo cp target/release/alacritty /usr/local/bin sudo cp extra/logo/alacritty-term.svg /usr/share/pixmaps/Alacritty.svg sudo desktop-file-install extra/linux/Alacritty.desktop sudo update-desktop-database
マニュアルの追加
sudo mkdir -p /usr/local/share/man/man1 gzip -c extra/alacritty.man | sudo tee /usr/local/share/man/man1/alacritty.1.gz > /dev/null
コマンド補完設定
echo "source $(pwd)/extra/completions/alacritty.bash" >> ~/.bashrc
これにより、Alacritty使用時にコマンド補完が行えるようになる。
文字入力+Tabでコマンドの補完が行える。
デフォルトターミナルに設定
Ctrl+Alt+t
を押すとターミナルを起動できますが、これは「グローバルショートカットで、ショートカット設定されているアプリを起動」していました。
なので、グローバルショートカットの設定から、Ctrl+Alt+t
押下時のアプリをAlacrittyに変更します。
このため、コンフィグレーションセンター→ショートカットキーから、Ctrl+Alt+t
の実行コマンドを変更する。
- 変更前: 「コマンド: qterminal」
- 変更後: 「コマンド: /usr/local/bin/alacritty」
所感
UbuntuやLubuntuのデフォルトターミナルと異なり、yamlファイルで設定できるので設定するのが楽な印象です。
まだあまり使用できていませんが、キレイで使いやすい印象です。
参考
コチラを参考にしました。ありがとうございました!
github.com tombomemo.com qiita.com support.google.com https://sh.rustup.rs/sh.rustup.rs github.com zenn.dev zenn.dev