こんにちは、lisです!
Windows10ですと、Windowsキー+左右キーで画面左右にウィンドウを展開できます。
しかし、Lubuntu 22.04のデスクトップ環境を使っているとデフォルトではできない!
ということで、設定方法についてです。
設定ファイルの作成
デフォルト設定ファイルをコピーしてくる。
mkdir -p ~/.config/openbox cp /etc/xdg/xdg-Lubuntu/openbox/rc.xml ~/.config/openbox/.
変更した設定の適用
openbox --restart
設定の確認
作成した設定ファイルが効いているか確認してみる。
~/.config/openbox/rc.xmlを下記のように変更。
- <titleLayout>NLIMC</titleLayout> + <titleLayout>LIMC</titleLayout>
openbox --restart
でOpenboxを再起動して、何かしらのウィンドウのアイコンが消えたらOK。
設置を元に戻してOpenboxを再起動して戻します。
ウィンドウのタイリング設定
まずWindowsキーとの組み合わせを使いたいときに、LXQt Global Keysにデフォルトで登録されているSuper_L
(メインメニューの表示)が干渉してくる。
なのでとりあえず、ID:31 Show/hide main menuを、Super_L
からMeta(Windowsキー)+space
に変更した。
Windowsキー+何かを押したら、Super_LでなくMetaになった。
謎だけど、だから干渉しなくなるのか……?
では設定ファイルにタイリングの設定を追加します。
今回は、Windows 10のようにWindows+左右キーで、アクティブウィンドウを画面半分に展開するように設定します。
~/.config/openbox/rc.xmlの<keyboard>
タグの中に下記を追加します。
<keyboard> <!-- 中略 --> <!-- Window tiling --> <keybind key="W-Left"> <action name="UnmaximizeFull"/> <action name="MoveResizeTo"> <x>0</x> <y>0</y> <width>50%</width> <height>100%</height> </action> </keybind> <keybind key="W-Right"> <action name="UnmaximizeFull"/> <action name="MoveResizeTo"> <x>-0</x> <y>0</y> <width>50%</width> <height>100%</height> </action> </keybind> </keyboard>
Windowsキーが使えない問題について
Windowsキーが使えない問題についてのメモ書き。
- LXQt Global KeysとOpenboxの2レイヤーでキーボードショートカットが管理されている
- LXQt Global Keysのほうが優先される
- LXQt Global Keysにデフォルトで
Super_L
が設定されていてこれ干渉していた- 組み合わせでなく単体キーなのに、OpenboxのWindowsキーとの組み合わせキーに干渉していた
Super_L
だったところを、Windowsキー+Space
のように別のものにしてみたら、OpenboxのWindowsキーとの組み合わせが動作したWindowsキー+Space
にしたとき、Meta+Space
となった (Super_L+Space
じゃなかった)
参考
コチラを参考にしました。ありがとうございました!