AndroidのMaindMap(マインドマップ)アプリが欲しくて、実際に使って試してみました。
Playストアから12個インストールし、使って見た感想、レビューを書いていきます。
イマイチすぎたやつは、かなり短文ですが……
ちなみにMaindMapとは、このようにあるワードから連想、関連するワードを木の枝のように生やして書いていく図です。
これにより、頭の中の関連付けをトレースしたり、考えを整理・まとめたりすることができます。
引用:マインドマップとは? 意味や書き方、厳選ツール8個を公開
iPhone用があるものもあるかもしれませんが、Androidしか見てないので、そちらはどうかわかりません。
「12個とかいいから結果教えてよ!」って人は、目次から「結果」に飛んでみてください!
- MindMeister
- Mindly
- GeMMorg Lite
- Z Mind
- SchematicMind
- mindjet
- Mind Map Memo
- MindBoard Standard
- ハルナマインド
- SharpMindMap
- Mindomo
- SimpleMind
- 結果
MindMeister
操作性がイマイチ。
ノードを追加したときに、テキスト入力がポップアップされる。
そのテキストボックスに書かれたデフォルトテキストが未選択状態で出てくる。
そのため、わざわざ「自力で文字を削除→入力」としなくてはならない。
Mindly
基本的な操作性はいい感じ。
「選択できる場所」が提示されるスタイルなので、直感的に「ここ押せばいいのかな?」というのがわかる。
「メニュー(↑ボタン)→マインドマップ」を選択することで、全景の表示ができる。
そこからノードをタップすると、そのノードを選択した状態に飛べる。
良くも悪くも、「ある程度の範囲」を見ながら作業はできない。
見た目があまりマインドマップっぽくない。
全体的なデザインはスタイリッシュ。
フリーだと3つまでしかMindmapが作れないらしい。
GeMMorg Lite
操作性が悪い。
そもそも直感的にもわかりづらい。
Z Mind
リストを作っていき、そこからマインドマップが生成できるイメージ。
子要素の作成は、子要素を作成する項目を「長押し→+」する。
直感的にはわかりづらい。メニューはわかりづらい。
しかしリストによる管理というのは、わりと見やすいかもしれない。
なので、慣れればいい感じかも。
広告あり。
SchematicMind
作成した子ノードを動かさずに、同じ親ノードから子ノードを追加すると、前回子ノードが生成された場所に重なって子ノードが作られる。
その為、自力で移動させないと図として成立しない(かぶって見えないので)。
基本的な操作性はよさそうだが、それだけでも使いたくなくなる。
操作性がいいだけに残念。
メニュー、作成画面に広告あり。
mindjet
操作性はぼちぼちいい感じですね。
編集操作がアイコン+テキスト形式のメニューバーなので、直感的に分かりやすいところがグッド。
同じ名前のマップを作成すると怒るんじゃなくて「XXX(1)」のように追加してくれるのに、設計者の優しさを感じます。
操作性の癖はあるかもしれないが、基本的には素直で使いやすいアプリなんじゃないだろうか?
広告なし。
Mind Map Memo
表示がやたらと小さい。
操作が独特で、ノードを起点にスライドさせると子ノードが作成できます。
これを知らないと、子ノードを作ることすらできずに終わる(ヘルプ見るまでこの状態だった)。
これが分かりさえすれば、わりと使いやすいアプリかもしれななぁという印象ですね。
しかしノードが小さいことと、ノードのロングタップから子ノードが出せない事により、慣れないとかなり使いづらいのかもしれない。
というか慣れても誤操作が多そうな予感が割とします。
これのメリットは他のアプリと違い「ボタンを押さなくてもノードが生やせること」ですね。
有料版(180円)では、
- ファイル保存数無制限
- 色のカスタム設定
- ノード同士をつなぐ
が可能となるらしいです。180円で機能解禁ならお手軽ですね。
ちなみにFreeMind形式にエクスポートできるようです。
MindBoard Standard
手書きMindMap。
操作性はかなりいいし、普通のペイントアプリみたいに書けるので入力性はいい感じ。
ただスペース的問題で、直感的な短い単語を書くなら良いかもしれないが、少し長いモノをノードに組み込もうと思うと適さいないかもしれないですね。
簡単な絵のイメージを書いていって繋げるとかすると、文字ベースのMaindmapと違った、面白い使い方ができるかもしれないですね。
ユーザの器量が試されます(?)。
手書きなのもあって、PNG,PDFのみエクスポートとなる。
文字データないしね。
ハルナマインド
横画面固定。
その為、入力キーも横用となる為、フリック入力がいいのに横にするとQWERTYになってしまうみたいな人は完全に不向き。
1つの子ノード作成に3つの入力(言葉入力→OK→メモ(未入力OK)→OK→確認画面OK)が必ず必要となる為、面倒。
子ノード追加時の生成位置が他のノードと被ったり、連続作成すると、作った子ノードの上に重なって言ってしまう為、不便。
ノードの移動操作はスムーズ。
広告あり。
SharpMindMap
ノードを選択→バックキーしないと子ノード追加用の「+」ボタンが現れないため、面倒くさい。
というか子ノードを追加する為の操作方法がいまいちよくわからない。
連続で子ノードを作成すると、作った子ノードの上に被るので使いづらい。
ノードの移動操作はスムーズ。
Mindomo
操作性はかなりいい!
わかりやすいし操作しやすいです!
全体的にアイコンが小さめなのが気になるくらいですかね。
各ノードに下記がセット可能。
- メモ
- ハイパーリンク
- 画像
- アイコン
- タスク
中央ノードにワンタッチで戻れるボタンが便利な予感がします。
またノードへの線を個別に色など変更可能なので、作図としての自由度は高いですね!
テーマやレイアウト(線の形状)も複数テンプレから設定可能。
全体的に高機能な印象ですね!
PC版はWindows/Mac/Linuxとすべてカバー。またオンライン上でもできるようです。
フリー版だと作成できるのが40個と制限があるようです。
有料版は個数制限が無料で、価格はこちら。
- DESKTOP PREMIUM($69=7920)
- SUBSCRIPTION-BASED($36=4132円)
まぁ手が出ない価格ではないですね。
PC版だと?色んなファイルとのインポート/エクスポートが可能みたいです。
インポート
mmap, mm, mind, xmind, xml, opml, txt
エクスポート
mmap, mm, pdf, docx, ppt, txt, opml, zip, png, xls
SimpleMind
とにかく操作性がすごくいい!
ノード追加の為のボタンは小さ目。
でもシンプルで分かりやすい。
1ボタンの操作で
- 選択しているノードに対して、子ノードを作る
- 選択しているノードの親に対して、子ノードを作る
ができるのが、かなり楽!
またスタイル(見た目や色など)のテンプレートが、複数事前に用意されているのもナイスですね。
Undo/Redoがワンタッチでできるのもいいですね。
ざっとこんな感じで出してみましたが、とりあえず全体的に操作性はいいし、分かりやすい!
有料版は720円で購入できます。
PC版もWindows/macとあるようですが、別料金で片方399euro(約4.9万円)、両方セットだと799euro(約9.8万円)と結構いいお値段……
Androidの有料版を購入すれば、Freemindかopml形式で、インポート/エクスポートできるらしいので、そこと他のPC版Mindmapアプリを使えばコストは抑えられそうですが……
その場合、互換性がどこまで保てるのかが課題かもしれませんね。
結果
ということで、文章の熱量を見るとわかると思いますが(笑)
- Mindomo
- SimpleMind
が今の所、一番よかったですね。
個人的には僅差で、「SimpleMind」かな?といったところです。
操作性とかが、こっちの方がよかったです。
実際に運用する為に、もう少しやり方を悩もうかなぁと思います。
みなさんも、よければ参考にしてみてください!