こんにちは、lisです！
proot-distroで入れたLinuxディストリビューションのバックアップとリストアについてです！
念の為取っておけばなにかあったときも安心！
proot-distro: バックアップの使い方
バックアップの使い方はこんな感じ。
$ proot-distro backup --output <path/file.tar.gz> <distoro>
使用例
$ proot-distro backup --output ~/backup/ubuntu.tar.gz ubuntu
proot-distro: リストアの使い方
リストアの使い方はこんな感じ。
$ proot-distro restore <path/file.tar.gz>
使用例
$ proot-distro restore ~/backup/ubuntu.tar.gz
バックアップファイルの中身
バックアップファイルの中身を見てみました。
$ ls -a . .. installed-rootfs proot-distro ubuntu_20210928_195335.tar.gz $ ls -a proot-distro/ . .. ubuntu.sh $ ls -a installed-rootfs/ . .. ubuntu $ ls -a installed-rootfs/ubuntu/ . .. bin boot etc home lib media mnt opt proc root run sbin srv sys tmp usr var
現状のシステムまるごとぶっこみましたって感じの中身をしています。
定期バックアップするなり、大きな作業をする前に実行しておくなりすると安心かもしれません。
リストアを試してみる
現状をバックアップ。
$ proot-distro backup --output ./backup.tar.gz ubuntu $ ls -lh ... -rw------- 1 u0_a304 u0_a304 669M Sep 30 14:51 backup.tar.gz
669MBのバックアップファイルが作成されました。
Ubuntuに入って、ファイル作ります。
$ proot-distro login --user lis ubuntu ❯ ls | grep test-file ❯ touch test-file ❯ ls | grep test-file test-file
Ubuntuを抜けてリストアします。
❯ exit $ proot-distro restore ./backup.tar.gz
もう1度ログインしてリストアされたか確認。
$ proot-distro login --user lis ubuntu ❯ ls | grep test-file
作ったはずのtest-fileが消えていました。成功です。
バックアップ
バックアップのたびにコマンドを入力するのも面倒なので、スクリプトを作ってみました。
$ cat backup-proot-distro.sh #!/bin/bash distro=ubuntu backup_dir=~/backup_proot-distro proot-distro backup --output ${backup_dir}/${distro}_`date "+%Y%m%d_%H%M%S"`.tar.gz ${distro}
実行すると~/backup_proot-distro/ubuntu_20210203_040506.tar.gzのようなファイルが作成されます。
参考
コチラを参考にしました。ありがとうございました！
あとがき
termuxのproot-distroでバックアップとリストアするでした！
今まで使っていた奴らもapt関連でエラーする病に悩んでいましたが、fsまるごとバックアップしておけばよかったのかなーなんて思いました。
