作業時間やら、勤務時間やらを計算しなくてはいけないことが、最近よく発生していました。
そのたびに思うのです。
「Excelの時間計算、めっちゃ忘れる」
ということで、基本的なところを書き記します。
時間形式(8:30)⇔数値形式(8.5)の相互変換
はじめにまとめ的なものを。
時間形式と数値形式を変換したい場合
- 数値形式 = 時間形式 * 24
- 時間形式 = 数値形式 / 24
で変換することができます。
時間形式はなんなのか?→シリアル値
時間形式の中身は「シリアル値」という値になります。
シリアル値とは「Excel内で取り扱ってる時間の値」ですね。
どんな値なのかというと
シリアル値 = 24時間を1としたもの
なので
1(シリアル値) = 24時間
となります。
この概念を元に計算すれば、数値にしようとしても対応することができます。
値と書式と値
入力した値に対して、書式を変えることで
- 時刻表示
- シリアル表示
の2種類を確認します。
普段「1:00」とか時刻表示されているものは、書式が「h:mm」のようになっています。
この書式を「標準」にするとシリアル値「0.354166666666667」のように表示されます。
1/24なのでこんな値ですね。
それぞれの時間表示と、計算で求めたシリアル値が同じであることを確認してみましょう。
1時間
値 | 書式 | 1h |
---|---|---|
1:00 | 時刻(h:mm) | 1:00 |
1:00 | シリアル | 0.041667 |
=1/24 | 時刻(h:mm) | 1:00 |
=1/24 | シリアル | 0.041667 |
30分
値 | 書式 | 30分 |
---|---|---|
1:00 | 時刻(h:mm) | 0:30 |
1:00 | シリアル | 0.020833 |
=1/24/2 | 時刻(h:mm) | 0:30 |
=1/24/2 | シリアル | 0.020833 |
参考
コチラを参考にしました。ありがとうございました!
あとがき
Excelでの時間表示と数値表示についてでした!
これらを1度ちゃんと覚えてから、時間計算がかなり楽になりました。
この記事などを見ながらでも、何度かやっていれば、時間計算が簡単になると思います!
良ければ参考にしてみてください!