こんにちわlisです!
パスワード管理ソフト、使っていますか?
ぼくは「KeePassXC」を使っています。
使い勝手もよく、重宝しているのですが、1つ面倒なことがありました。
パスワード情報が保存されているkey.kdbx
というファイルを起動する度にリストから選択してから、マスターパスワードを入力して開かないといけません。
今回は「key.kdbx
というファイルを起動する度にリストから選択」を省くべく、設定していきます!
何をしたかったのか?
普段KeePassXCを開くのに、PowerToys Runというランチャーを使っています。
ランチャーから起動したときに「パスワード入力画面」か「解除後の画面」で待機していてほしかったのです。
しかし普通にランチャーから起動すると、exeを実行したとき同様、kdbxファイル
の選択画面から開きます。
なのでこのように画策しました。
- KeePassXCをkdbxファイルを開いた状態で起動できるようにする
- スタートアップ時にこれを起動してもらう
- 起動したものは最小化して常駐してもらう
スタートアップで起動したのになぜ最小化して常駐なのか?というと、自分が使いたいと思うタイミングがあった場合以外は、パスワード入力するという行為を頭から除外したかったからです。
前提条件
ざっくりいうと「KeePassXC使ってます」という状況。
本家「Keepass」を使用しているなら、そのまま引き継げるしKeePassXCの方がUIとか見やすくていい感じです。
- KeePassXCをインストール済み
- KeePassXCで*.kdbxファイルを作成&読み込んだことがある
KeePassXC起動用バッチファイルを作成
こんな感じでバッチファイルを作る。
timeout 10 start "C:\Program Files\KeePassXC\KeePassXC.exe" "C:\data\key.kdbx"
パスは一例なので自身の環境に合わせて設定してください。
timeout 10
はスタートアップ起動時のためのものです。
Googleドライブなどをマウントして使っている場合、Windows起動直後に実行されると「ファイルがないから読み込めない!」と怒られるのを回避するためです。
作成したら試しにバッチを叩いてみましょう。
パスワード入力画面が開かれていたら成功です。
KeePassXC起動用バッチファイルをスタートアップ登録
shell:startup
を開きます。
ここに先程作成したバッチファイルのショートカットを作成します。
これでスタートアップ登録は完了。
Windows起動時に、kdbxファイル
を読み込んだ状態でKeePassXCが起動してくれます。
KeePassXC最小化設定
KeePassXCを開いて「ツール→設定」を選択。
デフォルトで開かれているサイドメニュー「全般」の「基本設定タブ」を確認します。
この中から下記のチェックを入れます。
- 「起動」カテゴリ
- ウィンドウを最小化して起動する
- 「ユーザーインターフェース」カテゴリ
- 終了せずに最小化する
- システムトレイアイコンを表示する
- 最小化した際にシステムトレイへ格納する
あとはランチャーとかで開くとパスワード入力画面になっているのでログインすればそのまま使えます!