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イケハヤ本「武器としての書く技術」7つのポイント

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武器としての書く技術 表紙

イケダハヤト著書「武器としての書く技術」のポイントまとめです。

ぼくが気になったポイントを書いていきます。

ブログを始めたばかりの方。文章の書き方について参考書的なモノを探している方。

一度目を通してみてはいかがでしょうか?

タイトルの付け方

検索にひっかかりやすいワードや、目を引くワードを押さえるのが大事です。

例えば数字。

●●しか知らない3つの技」とか。

今回これに習って、数字を入れてみました。

そう考えると、「自分が検索しようとしたときに使うワード」や、「検索結果やページ閲覧中に気になってクリックしたワード」なんかを分析してみても有用かもしれません。

単調な言い方をやめる

文章が単調にならないようにすること。
具体的にはこのように書いてあります。

同じ語尾が続かないようにしよう

これは

●●です。
×××です。
▲▲です。

のような単調な言い方をやめて、文章にリズムを付けたほうがいいということでした。

昔の自分の作文とか「読むのも書くのもクソほどつまらない」とか思っていました。

それを思い返すと、めちゃくちゃ単調でしたね…・・・

「〜だと思いました。〜だと思いました。〜は〜だと思いました。」

とかズラズラ書いて文字数稼ぐことしか考えてませんでしたからね(笑)

あいまいな言い方をやめる

前述の作文の例では、ダメな点がもう1つあります。

また曖昧な記述にしているところです。

例の場合、作文だからいいのかもしれませんが(実際どうなんだろう……)

「ブログ的には曖昧なものに価値はない」と書かれています。

確かに自分がそうだと思ってるのだから断定するのが正解ですよね。

「〜だと思いました」「〜だと思う」を
「〜である」「〜だ」に変えてみませんか?

ぼくも曖昧表現を日常的に使いがちなので、最近言葉も文章も気をつけるようにしています。

堅い文でなくてもいい

作文や論文と違い、ブログは「文章が堅めじゃなくてもいい」ということですね。

ブログであれば、口語が混じっていてもOKですし、「です、ます」等で終わらなくてもいいですしね。

もちろん「ですます」と「あるである」の混在のような、最低限の体裁は守るべきですが……

なるべく短く

長文になりそうなら、切って次の行にする。

小学生の頃、作文を書く時に「文章が長くなりそうな時に切る」と同じことを言われた記憶がありますね……

文章を書こうとすると、ついズラズラ書きがちじゃないですか?

もしそういうところを見つけたら、切れるところを探してみましょう。そして切る!

接続詞が1行の文にたくさん入っている場合は、ポイントの可能性が高いですね。

そこで切って、次の行から始められませんか?

人の目を引くコンテンツ

目を引くコンテンツの例としては、これらのようなモノを挙げていました。

  • ニッチな内容
  • シロウトの考え
  • 人が言いたくても言えないこと
  • 本音

ニッチな内容

ニッチとは、ざっくり言えば隙間産業とか隙間市場とかですね。

個人的には、マニアックなものとかが分かりやすくコレに該当すると思っています。

大衆的に需要はないけど、一部にファン層があるようなものとか。
マイナーなものもコレにあたるかと思います。

本書内ではこのように書かれていました。

「選ぶテーマはニッチでもいい」ということです。というよりも、むしろ「ニッチであればあるほどいい」と言っても過言ではありません。

調べても出てこなかった内容は、まだ誰も作っていないコンテンツということ。

ということは、同じような内容を調べた人は、必然的に貴方の作ったコンテンツにやってくる訳ですね。

シロウト考え

シロウトの考えなんていらないだろ。と思ってしまいますが

シロウトの意見や疑問点はそれだけで価値がある

だそうです。

「初歩的な質問」は実は「誰かも質問したい内容」かもしれないということです。

知らないことを恐れて書かないのではなく、それに対する意見や疑問を載せれば、1つのコンテンツになります。

ぼくはブログやWebページというと、「何かの答え」が書かれているという印象がありました。
なのでこれを見た時、正直「え?こんな内容でもいい?」とも思いました。

しかし知らない人もそうですが、逆の立場……そのことに対しての玄人や有識者からしたら、「新しい意見」となるのかもしれません。

もしかしたら、これがヒントで新しいコンテンツが産まれるかもしれませんしね。

人が言えないことや本音

人は「自分が言いたくても言えないこと」をつい見てしまいますよね。

批判や悪口のようなコンテンツが、ネット上に散見するのはコレが要因ですかね。

それを思い出すと、「ああ、なるほど」って思わず頷いてしまいます。

このような本音ベースの内容は、批判や悪口だけではないとは思います。
しかし人が言えなかった本音を書くと、読者を引き込む代償として、周囲から叩かれる可能性があります。

それに対して、次のように書いてあります。

あなたが「言いにくい」と感じることは「毒」の部分です。そして、その毒はしばしば多くの人が代弁してほしいことでもあります。この場合、口をつぐむのはもったいないことです。勇気を持って発言し、一番乗りのポジションを獲得しましょう。二番手では意味がありません。

「言いにくいこと」を発言する以上、攻撃を受けることは確実です。しかし、その発言は、現状を変えるための議論を巻き起こすきっかけになり、多くの人から感謝され、読者の心を癒やす可能性も秘めています。自分を曲げないことで、誠実な生き方を貫くこともできるでしょう。
 ぜひ勇気を持って、受難の代弁者となってください。日本には、こういう人たちが足りなすぎます。

ブログで脳から外付けハードディスクへ

ブログは脳の「外づけハードディスク」にもなる

との記載がありました。

自分の知識や考え、意見、疑問をブログにアウトプットすることで、自分の脳内を脳の外部に記憶させることができます。
そしてこの内容を、外部の人が見れることで1つのコンテンツが産まれます。

書き方の例として挙げられていたのは、本を読んだ内容でした。

「部分的引用+自分の感想」

とするだけで、1つのコンテンツとなる、と。

でもこれは本だけでなく、何にでも当てはまりますよね。

誰かと話した内容、見たアニメの内容、ニュースを読んだ内容などなど。

あとがき

もっと意識して、気をつけて書けるようになっていかないとダメですね……

改まって文章を書いたことのない方、一度目を通してみてはいかがでしょうか?

参考になりますよ!