投資信託の選び方を調べた結果をまとめてみました。
複数見て似通っていたので、コレを念頭に置いてチョイスしていけばいいのではないでしょうか。
資産クラスから選んで、いくつか組み合わせて分散させる
まず言われていたのは
- 資産クラスから選ぶこと
- 組み合わせて分散させること
投資信託は、「資産クラス」といういわゆる「種別」がいます。
例えば「国内株式」、「外国債券」などなど。
各資産クラスには、おおまかな傾向があります。
リスクはあるけどリターンが大きめだったり、リスクは低いけどリターンも少ないといったような。
それを加味して、「どれだけリスクを取れるか?どのようにリターンがほしいか?」を考えて、どのクラスに幾ら投資するかを決めてみましょう!
ちなみにリスクを取る金額は、
「1年後に最悪投資額の3分の1を失うかも知れないが、『平均的には』預金よりも5%利回りの高い対象にいくら投資したいか?」
と自問して決めるといいそうです。
コストを低くする
「手数料を安くすること」が大事と書かれていました。
どれだけ利益を出しても、手数料で多く持ってかれてしまっては、その分マイナスですからね。
投資信託では「信託報酬」という手数料がかかります。
「報酬」とあるのに手数料という、ユーザー側から微妙に分かりずらいワードだな……といつも思いますが、手数料です(笑)
これについて、まずこのようなポイントで除外すると良いようです。
- 同クラスの他ファンドと比べ、明らかに高いもの
- 信託報酬が、年率1%以上のもの
またここから「ノーロード」のモノで絞り込めば、購入時の手数料0円のもので絞り込めます。
SBI証券のNISA口座を使えば、年間120万円までは、ノーロード以外の投資信託も手数料無料で購入できます。
なのでそもそもNISA口座を作るのも手段の1つです。
投資信託でかかる手数料一覧はコチラ。
引用:信託報酬とは?|ノーロード投資信託~手数料無料投信ガイド~
資産規模などを確認
投資先を絞り込んだら、純資産残高(資産規模)をチェックです。
ファンド自体が潤沢な資産を持っていないと、運用が安定しません。
なので資産をチェックし、「100億円以上あるかどうか」をチェックしましょう*1。
分配金にこだわらない
投資信託の中には「毎月分配型」という種類のものがあります。
言葉の通り、「毎月分配金としてお金が手に入る」というものです。
一見「お、いいじゃん」と思うかもしれませんが、投資信託ではあまりよくないようです。
長い期間で見ると、信託報酬が高かったり、そもそもファンドの資産が減ったり(分配金を支払うので)と、デメリットがあります。
なぜファンドが資産を多く持っている方がいいのかというと、リターンが大きくなる可能性もあるから。
なので毎月お金を貰うより、「再投資」して、その商品を持ち続けていた方がいいということです。
目先のお金がいらなけばなおさらですね。
ちまちま貰うより、ファンドに力を貯めてもらって、最終的により多くの金額を受け取った方が手に入る金額は大きくなるので嬉しいじゃないですか!
絞り混んだら詳細を確認する
ある程度「こいつらがよさげ」というところまで絞り混んだら、詳細を確認しましょう。
標準偏差
これはリスクの大きさが確認できます。
「標準偏差=値動きの幅の大きさ」なので、値動きが
- -5%~15%(標準偏差 10%)
- -15%~25%(標準偏差 20%)
だったらどっち選びますか?という話です。
自分に合ったものをチョイスしましょう。
目論見書を見る
「目論見書」というものに、商品の詳細が書かれています。
- 信託報酬
- そのファンドの投資対象(投資クラス)
- どのクラスがメインか
などを見るとよいようです。
なんでコレを見るかというと、例えば……
信託報酬については、保有年数に応じて変わるところがあったりするらしいです。
投資対象としてどのようなクラス、銘柄に投資しているかがわかるので、リスクがあるかを見ることができたりもします。
概要表示では「国内外の株式」と書かれていたにも関わらす、メインは外国株式……なんてところもあるようです。
※両方やってるから概要表示も嘘ではないんですが。
過去の運用成績について
過去の運用成績については、人によって意見が分かれるようです。
「過去の運用成績と将来の運用成績は無関係」派と
「過去の実績が、今後も繁栄されるとは限らないが、安定した実績を上げている方が安定性が高く信用できる」派。
確かに過去が安定していれば安定な気はしなくもないですが……
最後に迷ったときの比較レベルでいいのかなぁと感じました。
最終的な天秤的な。
まとめ
ざっくりとしたまとめです。
絞り込み方
- どれだけリスクとる?どれだけリターンほしい?をまず考える。
- 信託報酬が年率1%以上や、明らかに高いものは除外する。
- ノーロード、またはNISA口座(SBI証券)を活用する。
- 純資産残高≧100億円 を基準する。
- 毎月分配型は除外する。
最終チェック
目論見書を確認を確認して、OKかをチェックする。
最低これらをチェックするとよさそうです。
- 信託報酬
- 投資対象(投資クラス)
- どのクラスがメインか
過去の運用成績は気にするなら、参考までに見る。
参考
あとがき
いかがでしたでしょうか?
お金は大切です。じっくりと見てみて、どこに投資するか見てみましょう。
リスクを取るのと、適当にやって危険なところに飛び込むのとは違いますからね。
危険を除外したうえで、正しくリスクをとりましょう!
*1:運用資産カテゴリーなどにより、一部例外はあるそうですが、基本的にはコレを目安にするとよいようです。