AUKEY BT-C6というBluetoothトランスミッタを買ってみました!
TVの音をBluetoothで飛ばして、Bluetoothイヤホンで聞けたりしちゃいます!
「耳が少し聞こえづらくて、ついついTVのボリュームが大きくなってしまう……」
なんてお困りの方の救世主になるかも!?
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AUKEY BT-C6とは?
このような2つの機能を備えた機器です。
- ある機器の音をBluetoothで飛ばす
- Bluetoothで受信した音をある機器で出力する
これらは切り替え式で、どちらかしか行えません。
イメージとしてはこんな感じ。
製品仕様
項目 | 内容 |
---|---|
Bluetooth バージョン | BT5.0 |
対応プロファイル | A2DP、AVRCP |
テクノロジー | aptX、aptX-LL低遅延、AAC、SBC |
周波数範囲 | 2.402GHz -2.480GHz |
充電時間 | 2.5h |
連続使用時間 | 13h |
電池のタイプ | リチウムポリマーバッテリー (230mAh) |
通信距離 | 最大10m |
重量 | 43g |
サイズは結構小さいです。
入っているもの
これらのものが入っています。
- 2-in-1ワイヤレストランスミッター& レシーバー
- Micro USB充電ケーブル
- 3.5mmオーディオケーブル
- 3.5mm to RCAオーディオケーブル
- TOSLINK光ケーブル
- 取扱説明書
ちなみ左上辺りにある、鍵穴マークのカードは、AUKEYの製品にはみんな入っているっぽいです。
厨二心が惹かれるカッコよさです。
用意する必要があるかもしれないもの
AUKEY BT-C6に対して別途用意しないといけないものとしては、USBの電源供給源くらいでしょうか。
うちのTVは、TOSHIBA REGZA 40A1というものですが、「サービス専用」という謎のコネクタから、たまたま給電できたので不要でした。
挿していいものか知りませんが、特に問題は起きていません。
しかし電力供給源となるUSBがない場合は、コンセントを買うか、近くの機器から給電する必要があります。
供給源がない場合は、コンセントにUSBが挿せるよう、こういうものを買いましょう。
特段、他の用途には使わない!というのであれば、このような口数の少ないものの方が安いです。
ただし最近はスマホなどを筆頭に、USBで給電するものもが多くなってきています。
このようにコンセント1つで、たくさんUSBがさせるようなものの方が、色々と役に立ちますよ!
環境
ぼくが試した環境はこんな感じ。
- AUKEY BT-C6
- TV: TOSHIBA REGZA 40A1
- イヤホン:下記参照
イヤホンは、Amazonで見つけた2つを使ってみました。
イヤホン1:耳を塞がない非骨伝導イヤホン
1つ目は、耳に音が飛んでくるニュータイプな中華製イヤホン。
耳を塞がないけど骨伝導ではないタイプのものですね。
思ったよりちゃんと聞こえるし、地味にapt-X対応という。
安価な割にはすごいなぁと思った一品です。
イヤホン2:骨伝導イヤホン
もう1つは中華製の骨伝導イヤホン。
家電量販店でAfterShokzを試してから、骨伝導イヤホンにも結構興味が湧いていました。
ただ中華製の安物で……どうよ?
と思っていたものの、コイツはAmazonの安物骨伝導で唯一apt-Xの記述があり、レビューもいい感じでした。
実験的に買ったものの、ちゃんと使えるしキレイに聞こえました!
安くても最近のものはレベル高いんだなぁ……とちょっと驚きでした。
試してみた
TVによって違いがあると思うので、あくまで1機種でこういう前例があるよ!という提示になってしまうことはご容赦くださいませ。
音声入出力を接続
ぼくの場合、この「音声出力(固定)」というところに挿したら、TVとBluetoothイヤホンの両方に出力されました!
本体へは電源と音声出力の逆側を挿します。
スイッチの設定
スイッチは
- 左を「AUX」→イヤホンジャック
- 右を「TX」→入力した音をBluetoothで飛ばす
に設定します。
配線ができたら後は説明書どおりにペアリングすればOK!
なので
- 家族に聞こえる音量でTVから出力
- イヤホンの耳元で、大きな音で出力
と2箇所から音が出力できます!
イヤホン自体の音量調節がついているものであれば、更にイヤホンのみの音量上下も可能です。
TVの音量を上げたい場合、同時にイヤホンの音量も上がってしまうので、注意が必要です。
音の遅延(ズレ)はほぼなし!
たまたまやっていた映画で、音のズレを確認しました。
結論としては、全然気にならないレベルです。
TVの横で確認していたときは、TVの音声とイヤホンの音声が両方聞こえてしまっていました。
そうすると、さすがに遅延があるため
- TVの音
- (若干遅れて)イヤホンの音
といった聞こえ方でした。
なのでTVから離れて、イヤホンしか聞こえない状況にすればもう完璧です。
会話や爆発シーンも、特に違和感を感じることなく視聴することができました!
apt-X対応状況
BT-C6は
- AAC
- apt-X
- apt-X LL
に対応しています。
なので、これらに対応してイヤホンやスピーカーを使うことで低遅延で音を飛ばすことができます。
なのでAUKEY BT-C6用に、イヤホンやスピーカーを購入するのであれば、是非これらのコーデックに対応したものをチョイスしましょう!
もしかしたら、これらのコーデックに対応していないものだと、少し遅延が大きくなってしまうかもしれません。
音楽聞く用途ならいいんですが、TVなど映像作品だとちょっと厳しいかもです……
接続めっちゃ簡単
Bluetooth機器との接続(ペアリング)はラクラクでできちゃいます!
- AUKEY BT-C6の真ん中にあるボタンを長押し(3秒くらい)
- AUKEY BT-C6のランプが緑で素早く点滅する
- 接続したいBluetooth機器をペアリングモードにする
- 大概は電源押しっぱなしなことが多いですね
- ペアリング完了
- AUKEY BT-C6のランプが緑点灯する
- Bluetooth機器は大概音声でペアリングした旨アナウンスが入る
たったこれだけ。
主に順番にボタン長押しするだけ!
イマドキなNFCでペアリングとかよりは手順はありますが、かなり簡単な部類ですね!
電源ON/OFFも簡単
電源ON/OFFも長押しのみでOKです。
Bluetoothイヤホンも大体長押しでの電源ON/OFFですよね。
なので使い方レクチャーも難しくありません!
基本アナログな父も、すぐ覚えてくれました。
耳の聞こえづらい家族と同居の方にオススメ!
実際ぼくの父は耳が聞こえづらく、片耳は難聴のような感じらしく、常にノイズが聞こえているような状態です。
父1人の家に帰ると、外からTVの音が聞こえるような音量だった……なんてこともしばしば。
なのでリビングで家族でご飯を食べたりすると、聞こえないので通常より大きな音で流している状況でした。
しかしコレを買ってプレゼントしたところ
- 他の家族にはちょうど良い音量
- 父はイヤホンで聞こえやすい
ということが実現できました。
ふいな思いつきと実験でプレゼントをしましたが、かなり功を奏してくれました。
同じような悩みで「うるさい!」「聞こえない!」とケンカになる前に、1度お試ししてみてはいかがでしょうか?
AUKEY BT-C6以外のモノの金額次第ではありますが、大体1万円以内か1万円前後くらいで用意できる代物なので!
あとがき
AUKEY BT-C6でTVをBluetoothイヤホン&TV出力した!
今回は聞こえづらい対策として紹介しましたが、冒頭に紹介し使い方を使えば色んなものに応用できます!
例えば
- スマホからお気に入りのスピーカーに出力
- ゲーム機をBluetoothイヤホンでプレイ
- MDプレイヤーなど古い機材をBluetoothで聞く
などなど!
気になった方は是非チェックしてみてください!